髪にボリュームがなくなってきたら・・・

薄毛

今、お使いのシャンプーで頭皮の潤い大丈夫ですか?

30代からの悩み


サロンでお客様に施術していると30代後半くらいのお客様からよく
「髪のボリュームがなくなってきた」「分け目が気になる」「白髪が出てきた、増えてきた」などの相談をされることが増えてきます。
原因は当然一つではなくいくつもの要因があると思われますが、考えられるのは
・加齢
・ホルモンバランスの変化
・ヘアカラー
・ストレス
・代謝異常
・貧血
・栄養バランスの偏り(偏食、極端なダイエット、過度の飲酒、喫煙など)
・不規則な生活(睡眠不足、シャンプーの回数が少ない又は多い)などでしょうか?

美容師の立場でお客様へのアドバイスは


1、洗髪後は早めに頭皮をしっかりと乾かすようにお願いする

シャンプーはできるだけ夜するようにしましょう、寝る前にその日の汚れをしっかりと落とすことで睡眠中に毛母細胞が活性化し
元気な髪を作る事ができます。(シャンプーの仕方については後日記事にする予定です)
シャンプー後はしっかりとドライヤーを使って髪と頭皮を乾かしましょう。
髪を乾かさずにいると濡れた状態の髪は非常にダメージを受けやすいうえ頭皮は雑菌が異常繁殖しやすくなります。
そしてドライヤーをかける場合頭皮から髪の毛を浮かすように乾かすとボリュームがしっかり出ていいことづくめです。

2、育毛剤をすすめる

育毛剤には医薬品、医薬部外品(薬用)、化粧品と分類があります。
医薬品には医療用医薬品、医薬品1類から3類までのランクがあります、詳しくはwikipediaでご確認ください。
効能効果は医薬品>医薬部外品>化粧品となりますが医薬部外品と化粧品の違いに関しては現在非常に微妙な関係になってます。
というのも医薬品部外品と化粧品の違いは一定の濃度で有効成分を配合して効果・効能を訴求できるのが特徴ですが、治療というよ
りは【「防止、衛生、予防を】目的に作らていると考えるのが妥当のようです。
薬事法では化粧品はでは効果・効能を表記することは出来ませんが医薬部外品で効果・効能を表記できるという事です。
しかし裏を返せば使える原料も使用料も限定されますので効果も限定的という事もいえるかもしれません。
最近の化粧品原料の中には医薬品には使用することのできないが化粧品には使用できる原料で医薬部外品以上に効果が期待できると
いう矛盾した原料も出来てきてます。
育毛原料ではキャピキシルやピディオキシジル、KGFなどがありますが海外では育毛に効果があるとエピデンスが証明されてます
が日本では医薬部外品には配合できない成分です。
育毛剤に関しては効果あるなしには賛否あると思いますが個人的にはシャンプーで失ってしまった潤いを頭皮に与える化粧水や美容
液のような役割と考えてくださいとお伝えしてます。
ちなみにmusecosmeではいらう超高圧抽出プラセンタ原液をお勧めしてます、このプラセンタは顔、頭皮どちらにも使えアンチエイジ
ングが速攻で体感できる美容液です。

3、シャンプーをどんなものを使っているか聞いて適切なものをすすめる

シャンプーですが不要な皮脂や汚れはしっかりとれて潤いの残るものが好ましいと思います。
基本の海面活性剤はたんぱく変性のないアミノ酸系界面活性剤や酸性せっけん系などがおすすめです。避けたいものを具体的にあげ
るとラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naの硫酸の文字が成分名についたものを配合したシャンプーはすすめできません。
また、市販のシャンプーの(美容室専売品を含む)ほとんどはコスト重視で作られており説明に書いてある美容成分もほとんど入っ
てないというのが現実で本当に髪や頭皮に良いシャンプーはあまり販売されてないのが現実です。
お顔でもそうですが必要以上に洗浄力の強い石鹸で洗顔した後いくら高級な化粧水や美容液を後からつけても一度失った潤いはもと
には戻りにくいものです。

4、ホームカラーはできるだけ避けてもらう

4、ホームカラーはお手軽で便利ですが、たとえるならホームカラーは誰が使ってもそれなりに写るバカチョンカメラのようなもので
サロンのカラーは一眼レフカメラのような違いがあります。
大きな違いはカラー剤の中のアルカリ剤の量でしょう、ホームカラーは染まりにくい髪でもきれいに染まるよう多めにアルカリ剤を配合してるようです。
カラー自宅
一方サロンカラーの場合は頭皮や顔周りには専用の保護クリームを塗るなどしたうえで髪質に合わせ薬剤の配合を調節し出来るだけ
ダメージのないように施術し、白髪染めの場合は白髪部分と既染部分では薬剤を変えるなどのプロならではの技術です。

カラーサロン
さらにアフターシャンプーは頭皮のカラー剤の残留をしっかりと取ることができます、自分でシャンプーした場合どうしても洗い残
しができやすくカラー剤の残留は毛根を徐々に傷つけ薄毛の原因となります。


こんな感じでしょうか?同時に生活リズムや食事へのアドバイスも同時に行うようにしてます、実際に喫煙、飲酒をされる方は比較
的薄毛の方が多い傾向があります。意識すれば少しずつでも変えていけると思いますし、髪だけでなくお肌や成人病予防にも効果が
ありますので頑張ってください。

頭皮の潤いを守るいらうシャンプー

いらうシャンプー

written by  musecosme

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